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文化・伝統

川辺の主なお祭り

阿夫志奈(あぶしな)神社祭礼  あぶしな1 毎年4月の第3土曜日、日曜日に上川辺の阿夫志奈神社で行われる祭りです。 猿田彦の面に赤栗色の装束をまとった神男が、無病息災を祈って、参拝者の背中を榊の枝で打って回る、「蠅追い」神事が有名です。   太部古天(たべこてん)神社祭礼 _MG_7175-A 毎年4月の第2土曜日、日曜日に中川辺の太部古天神社で行われます。 蠅追い男やだんじり車などの行列が、笛や太鼓もにぎやかに、栃井神社から太部古天神社までの道を練り歩きます。 境内では獅子舞も奉納され、祭りムードを盛り上げます。  「酒買い儀式」 酒買いの儀式 ここは美濃路と飛騨路を結ぶ要路に位置する神社で、江戸時代から伝わる珍しい神事が行われます。天神様の使者である沛王が獅子を伴い地元の造り酒屋へ御神酒を買いに行く儀式「酒買いの儀式」は、すべてパントマイムで行われるユーモラスなもの。台詞をつけるとざっとこんなやりとりです。 「さあ、ここ十二文(寛永通宝)ござる。この三升徳利に酒をいっぱい入れてくれ」「はい、かしこまりました。 ひぃ、ふぅ、みぃ・・・おやおや、一文足りませんね。これではお売りできませんが」「え、足りん?まさか」「おい、獅子よ、一文足りんとよ。どうしたものかな、う?うん、そうか。そうだよな」「これ主、もう一度勘定してみぃ、足らんはずがない」「さようでございますか。では、もう一度。ひぃ、ふぅ、・・・なな、やぁ・・・ああ、ございました。ございました。」「ほうれ、みぃ」「それではおはかりしましょう。しぼりたての極上酒を」「さあ、たっぷりとお入れしました。どうぞ、どうぞ」(沛王が徳利に指を差し入れる)「う?これ、主、わしの目をごまかす気か。まだ、八分目しか入っておらんではないか。もっと口元まで入れろ!」(主:心の中で「読まれたか、それでは仕方がない」)「栓をする分をあけておかなければなりませんのでね。さあ、全部お入れしました。これならよろしゅうございましょう。さあさあ、どうぞ、天神様に・・・」 この神事は、日曜日の早朝6時に神社近くの造り酒屋で行われます。   桶がわ祭り(別称:こじき祭り) こじきまつり 毎年4月1日に行われる下麻生の県神社の例祭。地域の方が扮した 「こじき」の頭に赤飯をかぶせるという珍しい祭りです。 「こじき」は神の使者とされてきた古い信仰に由来します。 [祭りの言い伝え] 桶がわ祭り むかしむかしのことじゃ。下麻生の村に長い長い日照りが続いてのう。田畑の作物は全滅。村人たちは飲み水にもことかく始末じゃ。 そんなある日のことじゃ。こじきが村にやってきて、お宮の縁の下に住みついてしまった。このこじき、みすぼらしいみなりはしているが、いつも笑顔で感じのええ男でのう。村の家々を訪ねては物乞いをしとったが、誰もいやがる者はおらん。飢饉のさなかだというのに、やさしい村人たちは食べもんを与えとったそうじゃ。 こじきが村に住みついて、しばらくたったある日のこと。ふしぎなことに今まで、晴れわたっていた空に、突然雨雲が広がり、ピカリと稲妻が走ったかと思うと、激しい雨が降りだした。「雨や、雨や、天の恵みや」「ありがたいことや。これでわしの畑も助かった」あまりのうれしさに村人たちは、雨のなかを飛び出して叫びまわった。 それからというものじゃ。下麻生の県の宮の祭礼桶がわ祭りを「こじきまつり」と呼び出したのは。その日は村の衆が総出でおこわい(赤飯)を炊いて、集まったこじきにふるまうんゃ。 こじきまつりは、今も飛騨川に春を告げる祭りとして続けられています。"   川辺おどり・花火大会 【開催日時】   毎年8月第2土曜日  午前11時~午後10時まで 【開催場所】   川辺町役場庁舎前駐車場及び飛騨川川辺ダム湖 【主催】      川辺町商工会及び商工会青年部 こんなフェスティバルです 真夏に開催されるこのイベントは、町で一番ホットなお祭りとして毎年3万人以上の見物客が訪れます。 役場前駐車場では、地元商店等によるミニ商店街やイベント広場、夜には川辺おどりの会場としてやぐらと提灯が飾られます。ミニ商店街では、商工会青年部が作る「焼きそば」に長蛇の列ができるほど人気があります。 イベント広場では、景品付もち投げや女性メンバーだけの「川辺太鼓」の披露をはじめ、よさこい踊りや大道芸人、また、中央公民館大ホールでは子ども映画会など盛りだくさんの催しが行われます。 辺りが暗くなるといよいよ大花火大会の幕開けです。ダム湖の中央に浮かべられた3基のイカダから豪快な花火が打ち上げられます。45分間で約3,000発打ち上げられる花火は、3分間隔でスターマインが上がり見物客を飽きさせません。 さらに、川辺名物「水中スターマイン」は、移動する2艘の船から次々に水中に落としてクジャクの羽のように広がるもので、目の前で開く花火の豪快さに見物客は度肝を抜かれます。 花火が終わるとやぐらを中心に2重3重の輪ができ、昔ながらの盆踊りとアップテンポなダンスミュージックが繰り広げられ、まつりの最後を飾ります。 ●ムスイ ●カワベンジャー  ●花火3  ●盆踊り 川辺ふれ愛まつり 【開催日時】   毎年11月第3日曜日 午前10時~午後3時まで           (※日時はその年によって変更する時があります)   【開催場所】   川辺町役場庁舎前駐車場 【主催】      川辺ふれ愛まつり実行委員会 こんなお祭りです 実りの秋の収穫を待って開催されるこのイベントは、まさに地物産品を扱うショッピングプラザ。地元で採れた米、大豆、小豆などの穀物類、白菜、大根、カブ、ゴボウ、里芋、サツマイモなどの野菜に加え、栗、柿、キウイフルーツなどの果実やしいたけが威勢の良い掛け声の中次々と売られていきます。(大きな品物は一輪車でお車までお届けするサービスもあります。) また、これらを素材にした加工品も豊富に取りそろえており、農家と消費者の間で漬け物の漬け方など会話が弾みコミュニケーションもとられています。 さらに、友好都市「福井県美浜町」から網にかかったばかりの新鮮な海の幸が届けられるとともに、「ふぐ汁」「かに汁」の無料サービスは、2日間で3000食があっという間に無くなってしまいます。 このほか、町内各種団体によるバザーも品揃えが豊富で安く買い物ができ人気です。 中央公民館内では、工業展や農産物品評会、芸能発表会、茶会など多彩な催しも行われています。 ●もち投げ ●太鼓1●お茶 ●農産物品評会  

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町指定文化財一覧 詳細はこちらをご覧ください → 町指定文化財一覧 (H24.1.31) 町指定文化財についての問い合わせ ◇川辺町教育委員会 社会教育担当 TEL0574-53-2650(内線515)"

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川辺町の人口

  • 世帯数:3,826世帯
  • 総人口:10,343人
  • 男性:5,062人
  • 女性:5,281人

平成30年1月1日現在